「認知(にんち)」3の1
嫡出でない子と、その血縁上の父との間の親子関係の成立については、父が自己の子であることを承認することによって、初めて父と子の間に法律上の父子関係を発生させる、とするのが認知制度です。
日本では、認知の法制を採っていますが、認知には、父が自らの意思表示で、自分の子として認める任意認知(民法779条)と子の側から裁判所へ認知の訴えをし、その裁判の確定によって父子関係が成立する強制認知(民787条)とがあります。
任意認知には、届出により効力を生ずるもの(民781条1項、戸60条)と、遺言によって効力を生ずるもの(民781条2項、戸64条)とがあります。