「遺言認知(いごんにんち)」2の1
「認知」の最後として、「遺言認知」を取り上げます。今年テレビで高視聴率を上げた番組「女系家族」(山崎豊子原作、米倉涼子主演)では、遺言認知が大きな役割を果たしていました。
嫡出でない子を血縁上の父が遺言の方式によって認知することを「遺言認知」と言います(民781条2項)。遺言認知は、父が生存中に認知できない事情がある場合、例えば、父の死後に相続権を与える等のためにすることが多いようです。
この認知は、遺言に関する要件及び方式(民960条以下)に従ってされることを要することはもちろんのこと、認知に関する要件(民779条他)を備えていなければなりません。